2018年2月19日

ミニコラム・ちょろけん(仮) #32

いつかやってみたい、という「あこがれ行為」は人によって色々あるかと思いますが。

わたくしにとってのそれとして「ゲームセンターでの長時間プレイ」があったことをふと思い出しました。ここでいう長時間プレイというのはいわゆる連コイン行為ではなく、1クレジットでダラダラ粘り続けるプレイを指します。昔はよくいたんですよね、ゲームセンターで「ダンジョンズアンドドラゴンズ シャドーオーバーミスタラ」とか「スパイクアウト」とか、ああいうゲームを1クレジットでずっとプレイしつづけている人。何かのシューティングゲームで自機を安全地帯においたまま放置して缶コーヒーをぼんやり飲んでいる人なども見かけたことがあります。もちろんお店や他の客にとって台を専有するのは間違いなく迷惑行為なのですが、それにしても粋…は言いすぎにしても、どことなく洒脱な感じを受けたんですよね。粘りプレイにしてもまずそのゲームを相当やりこんでいなければできないことですし。少なくともわたくしにとって「カッコいいゲーマー」というのは、海外のゲーム大会で優勝して賞金何万ドルとかではなく、そういう風にゲームに熟練した普通の人たちだったのです。

で自分もいつかああいう風になりたいものだなあ、と思っているうちに時は流れてわたくしはいつのまにかゲームセンターに行かなくなり、アーケードゲームをとりまく様相も一変。かつてのゲーセン文化みたいなものはもう失われかけているようなので、せめてこういうところで思い出を反芻しておけばいずれ何か考古学的な資料に…ならないか。ならないな。

 

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