2017年12月24日

【てきとう翻訳】 The Vandals - Oi! to the World

なんだかんだで今年もあっという間にクリスマスです。個人的な習慣としてクリスマスにはザ・ヴァンダルスのアルバム「Christmas With Vandals」を聴くのですが、今年はなんとなく気が向いたのでその中のハイライトである一曲、「Oi! to the World」の歌詞を翻訳してみようと思います。

Oi! to the World

Haji was a punk just like any other boy
And he never had no trouble until he started up his Oi band
safe in the garage or singing in the tub
Till Haji went too far and he plugged in at the pub

'Twas a cold Christmas eve when Trevor and the skins
popped in for a pint and to nick a pack of crisps
Trevor liked the music but not the Unity
So he unwound Haji's turban and knocked him to his knees

* If god came down on Christmas Day
I know exactly what he'd say
He'd say "Oi to the punks and Oi to the skins -
but Oi to the world and everybody wins!"

Haji was a bloody mess, he ran out through the crowd
he said "we'll meet again we are bloody but not unbowed"
Trevor called his bluff and told him where to meet
Christmas day on the roof down 20 Oxford street

(* Repeat)

On the roof with the nun chucks Trevor broke a lot of bones
But Haji had a sword like that guy in Indiana Jones

Police sirens wailing, a bloody dying man
Haji was alone and abandoned by his band
Trevor was there fading and still so full of hate
when the skins left him there and went down the fire escape

But then Haji saw the north star shining more then ever
So he made a tourniquet from his turban saving Trevor
they repelled down the roof with the rest of the turban
and went back to the pub where they bought each other bourbon

(* Repeat)

ハジは他のガキどもと同じようなパンクスだった
Oi!バンドを始めるまではなにも揉め事を起こしたことはなかった
ガレージやバスタブの中で歌うのは安全だ
でもハジはのめり込んでパブで演奏し始めたんだ

それは寒いクリスマスイブの日、トレバーとスキンヘッズが
ビールとポテトチップスをくすねるためにやってきた
トレバーは音楽は好きだったが団結は嫌いだった
だからハジのターバンをひっぺがして彼をブッ飛ばしたんだ

* もしクリスマスの日に神様が降臨したら
なんて言うか俺は知ってるぜ
「パンクスどもにOi! スキンヘッズどもにOi!
だがこの世にOi! なら丸く収まるな」ってね

ハジは血まみれ、人混みをかきわけて外に逃げた
そして言ったんだ 「覚えてろ、血は出てるが負けた訳じゃねえぞ」
その負け惜しみにに乗ったトレバーは再会の場所を指定した
クリスマスの日、オックスフォード通り20番地の屋上

(* 繰り返し)

屋上でトレバーはヌンチャクで骨を折りまくった
でもハジは「インディ・ジョーンズ」に出てくる奴みたいな剣を持ってたんだ

うなるパトカーのサイレン、血みどろの死にかけ男
バンドメンバーに取り残されてハジはひとりぼっち
スキンヘッズたちが非常階段から去っていっても
トレバーはまだ憎しみを募らせたままそこで倒れてた

でもその時、ハジは北極星がかつてないくらい輝いているのに気がついた
そこでターバンで止血帯を作ってトレバーを助けた
残ったターバンを持って屋上から逃げて
それでパブに戻った二人はお互いにバーボンをおごったとさ

(* 繰り返し)

「ハジ」はインド系の男性の名前。歌詞の中にターバンが出てくるのもその関連だと思われます。インド系移民が出てくること、それとオックスフォードという地名からも舞台はイギリスのようです。イギリスではパンクスとスキンヘッズはよく対立しているそうで、神様がそれを見たらきっと「仲良うせなあかんよ」と言うんじゃないかなァ、という内容ですな。ザ・ヴァンダルス自体はカリフォルニアのバンドなんですけどもね。

"Unity"(団結)はパンクロックでよく使われるスローガン。"Oi!"はコックニー(イギリスの労働者階級で使われる訛り)の他人に呼びかける言葉。要するに"Hey!"が訛ったもので、音楽文化としてのOi!パンクの名称もここから取られています。この歌では「もろびとこぞりて(Joy to the World)」の"Joy"と"Oi!"をかけているんですな。ダジャレ…!

ちなみにこの曲はノー・ダウト(グウェン・ステファニが在籍するパンクバンド)もカヴァーしています。