2018年6月9日

ミニコラム・くわへり #2

最近になって気がついたことに「ガンプラの作り方の問題」というものがあります。

ガンプラに限らずキャラクターもののプラモデルには、スケールモデルにはない玩具としての側面がある…というのはブンドドなんていう言葉があることからも察せられますが、この「模型」と「玩具」という2つの側面はちゃんと切り分けて考えたほうがいいのでは、と思ったのでした。

例えばガンプラを一般的な「模型」として作るのであれば可動関節はそれほど必要ない、というかディテールアップのためにも関節は固定しちゃった方が楽だと思うんですが、そこで手にとって遊ぶための要素(関節の可動範囲の向上とか)も同時に追求しようとするから、ガンプラ作りがなんだか遠大な作業に感じられてしまうのかなあと。模型としての美しさと動かす楽しさが両立できないとは言いませんが、ナチュラルにそういう高い目標を設定してしまうのは趣味としてのモチベーションの低下にもつながると思うんですよね。 だからまずは「模型」と「玩具」、どちらか一方の完成度のみを(ちゃんと意識して)追求するべきなのかも。

しかしプラモデルの玩具としての完成度を高める手法は意外と模索されていない気もします。プラモデルをガチャガチャ動かして遊ぶための仕上げ方、例えば塗膜が剥げにくい塗装法とか、破損しやすい細かいパーツを頑丈なものに置き換える方法とか、そういったものはまだ研究の余地があるんじゃないでしょうか。ネタに困っているモデラーの皆さん!出番ですよ!


 

2018年6月8日

[新] ミニコラム・くわへり #1

くわへり、撮影中!(ドドン)

という訳で結局また記事のタイトルを放棄するに至ったのでした。一度戻ってみて分かったんですが、毎回タイトルを考えているとスナック感覚というか、ツイート的なフットワークの軽さが失われてしまって、書きたいことに追いつかなくなってしまうんですよね。不思議なことに。

ならまあ腰を据えてしっかりした記事を書いた時は別途タイトルをつけるとして、普段の記事はミニコラムのままでいいや、となったのでした。毎度お騒がせしますがよろしくどうぞ~。アイパルンボ!

2018年5月29日

「ウォークラフト」を観ました。

今更ですが映画「ウォークラフト」を観たので感想など。

全体的な印象としては「つまらなくはないけど色々と惜しい映画」という印象でした。特にオーディエンス側に原作ゲームの予備知識があるかどうかで印象がだいぶ変わる映画のような気がします。わたくしは以前長いこと「World of Warcraft」をプレイしていたので、そういう意味ではかなり楽しめたんですが、あんまり面白くなかったという意見も分かります。原作ゲームの要素を必要以上に盛り込みすぎたせいで、全体的に散漫な内容になってしまったという感じでしょうかね。

これについては恐らく、原作ゲームの大ファンであることを公言しているダンカン・ジョーンズ監督が私情に引きずられすぎたことが原因のような気がします。原作への愛着ゆえに作っている人が自分の作品を俯瞰で見られなくなることって、映画に限らずよくありますからね。あれも出したいこれも出したい、と欲張った結果「あいつウォークラフトの話になると早口になるの気持ち悪いよな…」みたいなことになっている、と思えばまあ微笑ましくもありますが。

ストーリーの結末もちょっとスッキリしないというか完全に次に繋げる終わり方になっていて、まあビッグタイトルだし最初からシリーズ化を視野に入れていたんでしょうが、ここでシリーズが頓挫したら悲しいですな。未だに第二の挑戦ができていない「レモ 第一の挑戦」みたいで。そもそもシリーズ作品というのはまず1作目が単品として完成していなければ成立しないものだと思うので、そこはちょっとディレクションを誤った感じがしなくもなく。うーむ

で細かい内容について。観ている時に一番気になったのはキャラクター造形の問題でした。主要キャラクターのビジュアル的な差別化に失敗しているというか、みんな似たような雰囲気になってしまっている感じで。リアルといえばリアルなのかもしれませんが、衣装の色調などにも大きな差異がないし、何よりヒゲキャラが多すぎ。チャールズ・ブロンソンに倣って、ヒゲは劇物であると心得るべきですな。全体的にキャラクター描写が薄いこともあって、なかなか感情移入できるところまで行けなかった、というのが正直な感想でした。

あと戦闘シーンがイマイチ盛り上がらないのも気になりましたが、これはアクション監督(とはハリウッドでは言わないか)の力量ですかね。撮り方もそうだし、キャストのアクションもなんだかみんなヘナヘナで迫力がないのがもったいない。あと大規模な戦闘シーンで定番の弓が出てこないのもちょっと謎かなと。初代ウォークラフトって弓兵ユニットはいなかったんですかね?

一方で劇伴については原作ゲームへの目配せがなさすぎて、これもちょっとバランスが悪いかなと。聞き覚えがあったのはスタッフロールで流れる「Legends of Azeroth」くらいかなあ。原作ゲームのBGMが良かっただけに残念、というのは個人的にラミン・ジャヴァディの劇伴があんまりしっくり来ない傾向があるのでそう感じるだけかもしれませんが。

と色々目についたところを列記してはみましたが、やっぱりファンとしては嬉しいクオリティの映画化でした。まだシリーズとして巻き返せる目は充分にあると思うので、次があるとしたら(というかないと困りますが)もうちょっとソリッドな内容を期待したいところですな。ウォークラフトファンとしてはアーサスとかスロールが出てきてからが本番、みたいなところもありますし。とここまで書いて自分もウォークラフトの話になると相当な早口になってしまっていることに気が付き、気持ち悪い…!


2018年5月18日

ペンネームを考えました。

文筆活動にもうちょっと真面目に取り組んでみようと思い、まず手始めにそれ用のペンネームを考えることにしました。

でしばらく考えて出来上がったのが「野村帯三」というペンネーム。あんまり変なのもどうかと思ってこうなったんですが、ちょっと地味すぎですかね。石坂泰三にもちょっと似てるし。ちなみに野村はうちの母方の名字で、帯三はオビサンジョ(映画『第9地区』に登場する悪役)から取りました。「野村帯三の残月館文庫」と書くとなんだかやたらと格調高いですが、実はその中にオビサンジョとジャンガッツカーンの要素が含まれているとはスパゲッティモンスター様でも気付くまい。

という訳で名義の使い分けは追々考えますが、どこかでこの名前を見かけることがあったら「あやつか…」と思っていただければ幸いです。とりあえずこのペンネームが(犯罪報道以外で)露出するようにがんばらねば。